ジュニア牡蠣マイスターがザックリ説明する牡蠣の生食用と加熱用の違いについて。
加熱用の牡蠣を生食しているYouTube動画投稿者がいたので、牡蠣の豆知識と併せて、生食用と加熱用の違いをザックリご説明します。
【牡蠣の旬っていつ?】
今くらいの時期から春くらいまでが一般的に旬と言われている牡蠣ですが、実際は春から夏にかけての産卵に向けて肥え太って濃厚でクリーミーな味わいになるのが冬〜春までの牡蠣で、春〜夏の産卵が終わった牡蠣は身が痩せていてさっぱりとした味わいで、これはこれで美味い。
【牡蠣の生食用と加熱用の違いは?】
牡蠣の生食用と加熱用の違いを鮮度だと勘違いしている人が多いけれど、これは誤った知識です。
生食用は保健所に指定された海域で水揚げされたもの若しくはそれ以外の海域で水揚げされたもの(通常は加熱用)を浄化したもののどちらかである。
加熱用は生食用にするには浄化の必要がある海域で水揚げされたものを浄化せずに出荷しているもの。
従って、牡蠣の生食用と加熱用は鮮度の違いではなく、指定海域で水揚げされているか、浄化されているかどうかという違いなのです。
ですから、水揚げされたばかりで鮮度抜群でも指定海域若しくは浄化されたもの以外は加熱用という扱いになるのです。
【加熱用の牡蠣を安全に食べる方法は?】
加熱用の牡蠣を安全に食べるには中心温度90℃以上で90秒以上加熱しなければ飲食店では提供できないことになっています。
美味しく安全に簡単に加熱して食べる場合は概ね、沸騰してから蒸し器で蒸し焼きにした場合なら7〜8分の加熱が目安です。
網焼きとかよりも蒸し焼きの方が早く加熱できると思います。
【牡蠣の豆知識はYouTubeチャンネル「まーちゃんねる」で!】
「まーちゃんねる」はジュニア牡蠣マイスターであり、食品衛生責任者である私が牡蠣の豆知識を話している動画を投稿しています。
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【まーちゃんねる】